オーストラリア大手スーパーの面接を受けました!

オーストラリアで面接を受けました。

人生初の海外での英語面接。

面接までの数日は何を訊かれるか緊張の日々でした。

きっと面接に全く緊張しない人なんていないでしょう。



今回の経験を元にどうやって求人を見つけたのか、実際に何を訊かれたか、私の当日の服装などお伝えします。

オーストラリアで販売や小売系の仕事を探している人面接がどんな感じか気になる方は必見です。

そして実は私は面接する側としての経験もあります。

おまけ情報として当時、候補者の何を見ていたかも併せて振り返っていきます!

こんな質問にお答えします!
  • どうやって求人を見つけたの?
  • 面接時の服装で気をつけたことは?当日持参したものは?
  • 面接時間のどれくらい前にお店に行くべき?
  • 面接で訊かれた質問は?
  • 面接中に気をつけたことは?
  • 採用側だった時に候補者の何を見ていたか?

面接の質問に関しては守秘義務もあるので伝えられる範囲の内容であることをご了承ください。

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もくじ

まず私Carrotの経歴について

私Carrotの簡単なスペックを始めにお伝えした方がこの記事を読んでくださっている人の参考になるかと思うので、ザッとこんな人間です。

Carrot

年代:40代。短大の英語科卒。
これと言った学歴や資格がないので、いつかTAFEで何か勉強したいと考えてます。

今までのキャリア:日本では主に外資系ホテルでのレストラン勤務や販売など接客の経験が長いです。
30代はオフィスワークで翻訳業務や海外への販路開拓のプロジェクトリーダーも経験しました。

現在の仕事:週に2-3日家族の経営するお店で働いてます。

Max

僕と出会ってオーストラリアに移住してからは経営者である僕の右腕となり経営マネージャーとして働いてくれたよ。

スーパーの入口で求人を発見!

ある日食材の買い出しに少し離れた町のスーパーに行った際、入口に求人の張り紙を見つけました。

スーパーの名前は伏せておきますが、赤がテーマカラーのお店です。

スマホで写真を撮り帰宅後じっくり内容を読んでみました。

カジュアル・スタッフ募集中!!

  • レジ業務
  • 夜間の品出し
  • 野菜&果物の品出し
  • 乳製品の品出し
  • クリーニング&トロリー回収

応募希望の場合はサービスデスクまで履歴書をご持参ください

面接する方のみこちらから連絡します



現在週2-3日家族のお店で働いていますが、もっと勤務時間を増やしたかった私。

Maxからのプレッシャーも近頃日に日に強くなってきていました。

Max

もう引っ越して半年以上。
運転も徐々に慣れてきてるし、そろそろちゃんと仕事を探さないとダメだよ!

と言われても小さな田舎の村であまり働き先もありません。

なので当たって砕けろの気持ちで応募することにしました!

今回は店頭で募集と応募の受付を行なっていました。
都会や他店舗ではどちらもオンラインで行う所が多いようです。興味のある人は公式サイトの採用ページをチェックしてみてください!




履歴書を準備していなかったのでパートナーのMaxに手伝ってもらい作成。

と言いつつこの週は家族がうちに泊まりに来ていて履歴書を作る時間が取れず、4日目にやっと履歴書作成に取り掛かりました。

そして求人募集の張り紙を見てから5日後に履歴書を渡しに行きました。

もう募集は終わってるかも…と不安でしたが、まだ入り口に張り紙があったのでホッとひと息。

Max

ずぼらなCarrotは求人を見つけてから履歴書を作ったけれど、それだとチャンスを逃す可能性が高いよ。

仕事を探している場合は前もって履歴書を準備しておこうね!

Carrot

英語の履歴書はできれば家族や学校の先生など信頼できる英語ネイティブの人にチェックしてもらうと安心だね。

そのような人が周りにいない場合はこんな本が頼もしい味方になるよ!

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面接の連絡が来た!

履歴書を渡して数日は連絡が来るかもとスマホをチェックしましたがなんの音沙汰もありません。

さすがに持っていくのが少し遅すぎたかも…と応募したことを忘れつつあったある日。

履歴書を渡してから9日後に面接の連絡が来ました!

連絡してきてくれたのはStore Support Manager。

テキストで日時のやりとりをして4日後に面接が決まりました。

面接時の服装&当日持参したもの

面接当日の服装

面接での服装はそれこそ業種やその会社のカラーで変わってくるでしょう。

マネージャーから服装についての指示はありませんでした。

なので別にラフな格好で良かったかもしれません。



今回私は『きちんと感』が出るようこんな感じにしました。

リネンのストライプシャツ、デニムジーンズ、紺のカジュアルジャケット、ショートブーツ

(ブーツ以外全部ユニ〇ロ笑)

場所柄、裸足で歩いてる人も多いところなのでMaxはこんな感じでからかってきました。

Max

靴を履いてたら採用されないんじゃない??(笑)

当日持参したもの

こちらもマネージャーから何も指示ありませんでした。

私が準備したものは

履歴書(念のため数枚)、A4の白紙&クリップボード、ペン

面接時に仕事に関することのメモを取りたかったので書き留められるものをカバンに入れていきました。

面接時間のどれくらい前にお店に行くべき?

面接時間は午前10時。

余裕をもって家を出発し、9:45にはお店に到着しました。

あなたならここでどうしますか?

私は時間ギリギリまでお店の外で時間をつぶし、10時ちょうどに指定のサービスデスクへ行きました。



私はメルボルンに住んでいた時に職場で採用側として面接を行うことがありました。

その時に意外に多かったのが時間の15分前やかなり前に来る人がいたこと。

私個人の感想としては

Carrot

もう来たの?面接までに片づけたい仕事があったのに…


面接担当者は責任ある立場にある人なので基本常に忙しいです。

連絡なしに遅刻するよりはもちろんマシですが、早く着き過ぎるのも逆効果の場合も。

あまりに早く来た人には時間まで待ってもらうこともありました。

余裕をもって現地に到着し、お店(受付)に行くのは5分くらい前で十分だと思います。

面接で訊かれた質問

サービスデスクでマネージャーと初対面。

第一印象はとてもフレンドリーでテキパキした感じの女性でした。

「元気?」「今どんな気分?」など雑談をしながらバックオフィスへ向かいました。



ある小部屋へ案内されるとマネージャーは書類を持って後から入ってきました。

私の履歴書と6~7ページありそうなA4の書類。

その書類はホチキスで留められ表紙には「Team Member 面接チェックシート」的な言葉が。

ここに面接で訊くべき質問が何ページかにわたり記されていました。

記載されている質問を全て訊くわけではなく、この中からマネージャーが必要と感じる質問を私に投げかけ、私の答えた内容をマネージャーが書類に記入してく形で面接は進められました。

「なぜこの会社で働きたいですか?」

まず一番初めの質問がこちらでした。

よくネットで見かける “Tell me about yourself. (自己紹介してください)”は意外なことに今回は訊かれませんでした。

「どの部門で働きたいですか?」

その後、現在募集している部門の大まかな仕事内容や勤務時間の説明が一通りありました。

今回の場合は、レジ業務、夜間の品出し、野菜果物の品出し、乳製品の品出し。

クリーニングとトロリー回収の募集もあったはずですが、この時は説明されませんでした。

後でMaxと話したところ、トロリー回収はかなりの力仕事になるはずだから体力のある男性の方が適しているのかも、とのことでした。

(もちろん表立って性別で職種を分けてはいけませんが。)

「あなたにとって良いカスタマーサービスとはなんですか?」

他の人の体験談を読むと「あなたが行なったことのある最高の接客はなんですか?」と訊かれるパターンもあるようですが、私への質問はこれでした。

「身体的に何か問題がありますか?」

荷物を運んだり力仕事を伴うこともあるため、例えば足腰が弱いなど何か体の支障がないかの確認がありました。

「〇〇の状況の場合、あなたならどうしますか?」

カスタマーサービスや安全面、チームワークなどについて5つほど「こんな時あなたはどうする?」の質問が続きました。

私が答える度にマネージャーは「パーフェクト!」「その通りね!」と反応してくれてなんとも褒め上手な人でした(笑)



ですが一点だけ答えに詰まってしまった質問があります。

「同僚に気分を害された時あなたはどう対応しますか?」と訊かれました。

…と思ったのですが、もしかすると質問は「同僚があなたに対して腹を立てていたらどうする?」だったかもしれません。

答えがしどろもどろになり正直に「実はあまり経験のないことなので…」と伝えました。すると

マネージャー

あなたはそんなことするように見えないからこの質問はパスでいいわ!


きっとオージー同士だと勤務中に口論が起きる可能性もあるからこんな質問だったのかもしれません。

大人しそうに見える日本人であることがここでは功を奏したようです。

Carrot

うまく答えられなかったけれど、なんとか切り抜けられてセーフ…


勤務可能な曜日と時間はいつですか?

現在週2日ほど家族のお店で働いているのでそこでの勤務時間を伝えました。

何か質問はありますか?

時給については既に説明してもらえたので、ここではユニフォームに関すること、そしてもし採用となった場合はいつから勤務になるのかなどを確認しました。


マネージャーさんの醸し出す「ウエルカム感」のおかげでとても和やかな雰囲気の面接でした。

面接中に気をつけたこと

当然と言えば当然ですが、「笑顔・目線・姿勢・感謝」です。

私は普段気が抜けていると家族に「どうしたの?機嫌が悪いの?」と心配されることがあります。

どうやらボケーッとしてる時は怒って見えるそうです(悲しい…)。

なので面接の間は常に顔の筋肉をフルで使ってスマイル!

メモを取る時以外はアイコンタクト!海外ではとっても大事!

ピンと張った背筋でやる気をアピール!

そして面接の初めと最後は感謝の気持ちを伝える!

どれも基本ですね。

採用側だった時に候補者の何を見ていた?

数ある応募者の中から経歴を元に「この人うちの職場に合いそう!」「この人に会ってみたい!」という人に連絡をします。

面接ではやはりその人の人柄や雰囲気を見ていました。

話し方、受け答え、やる気、責任感、素直さ、波長が合いそうかなど。

ほんの数十分の面接でその人の全てを見極めるのは難しいですけどね。

採用側を経験したことで今回どのように振る舞うべきかをおさらいできたことは良い経験になったと感じています。

面接の結果は?

30分ほど続いた面接も終盤に。

マネージャー

是非一緒に働きましょう!

と言っていただけました!!!


大手スーパーだけあって、入社に関わる業務に関しては店舗で行わずに一括で行う部署があるそうです。

公式サイトの採用ページからアカウントを作成して履歴書をアップロード。

するとその部署が候補者のチェックをした後に本人へメールにて連絡が来るとのこと。

そこからのメールに時間がかかることがあるので、その場合はマネージャーから担当部署に掛け合うと約束してくれました。

そして新人研修やユニフォームのオーダーなどを経て、数週間後には勤務スタートできるみたいです!


帰り際にバックサイドの仕事場を軽く見せてもらいました。

そしてお店の入口でお別れしました。


Carrot

無事に終わったー!!!

別の店で時間をつぶしていたMaxに電話して車で迎えに来てもらい一緒に家に帰りました。

面接がうまく行ったことに彼も大喜び!

こんな感じで無事に面接が終わりました。

ネットで面接質問集を発見!

実はこの記事を作成中に発見しちゃいました。面接の質問集を。

“スーパーの名前 job interview questions” と検索するといろんなサイトや動画まで出てきます。

試しに動画を見てみました。

私の答えと違って優等生すぎて正直引きました(笑)

個人的には面接前に見なくて良かったかも…。



今回私は対面の面接でしたが、コロナの影響で場所によっては現在オンラインでの面接が主流です。

しかも誰かと話すのではなく、質問が画面に出てきて一人で答えているところを録画されるそう。

想像するだけで緊張しそうです!

そのため面接の攻略動画を参考にしているオーストラリア人が多いことを動画のレビュー欄からも感じられました。

私はコロナの影響がほとんどない場所にいるため、オンラインでなく通常の面接を受けられてラッキーでした。

採用プロセス進行中です!


面接から4日後に採用担当部署からメールが来ました!

内容としては主に以下の2点。

  1. 採用プロセスを進めるために、店頭で面接済みの場合でもオンラインから申し込みしてください
  2. 身分証明と労働許可を証明できる書類を添付してください


「24時間以内に返信」と指示があったため、すぐにこの2点を行いました。

なのでまだ100%正式に採用と決まったわけではありません。

今後どのように進んでいくのかはまた他の記事でまとめていきたいと思っています。

この記事で少しでもあなたの面接への緊張をほぐすことができたなら私Carrotはとても嬉しいです!

★応援ありがとうございます!★

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この記事を書いた人

7年前からオーストラリア在住。
コロナ禍に直接下見をできないまま家をオンラインショッピング。メルボルンから西オーストラリア州の小さな村に引っ越しました。
現在は家のローン返済のため毎週必死のパッチで働いてます。
日本が大好きな自称日本人のパートナーMax(仮名)と2人暮らしです。
Carrotの詳しいプロフィール
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