海外の人との恋愛や国際結婚に憧れている人。
結婚してからも2人でラブラブな時間を過ごしたい!と夢見ているあなた。
もちろん相手の家族によりますが、国際結婚をすると多くの義理の家族や親戚とのつきあいがもれなくついてきます。
普段の生活だけでなく旅行も同じくです。
(私個人の感覚ですが) 日本よりも家族とのつながりがガッツリと強いオーストラリア。
今回は今月のイースターホリデーを元に、私たちの家族がどんな感じで旅行をするかを紹介します。
私たちのような家族密着型!の旅行。あなただったら楽しめそうですか?
ある家族の国際結婚の現実を公開。
私をあなたに置き換えて想像しながら読んでみてね!
はじめに私の日本の家族とオーストラリアの家族について
私の日本の家族。
両親は共に一人っ子なので私にはいとこと呼べる家族がいません。
親戚は遠く離れたところに住んでいたものの母親があまり旅行が好きではなかったため、子どもの頃に家族旅行をしたことは数回のみ。
そんな親戚づきあいがほとんどない、旅行もしない家庭に私は育ちました。
かたやオーストラリアの家族。
パートナーのMaxと出会って私はオーストラリアで暮らすことに。
Maxはバツイチの子持ちで私たちはステップファミリーです。
Maxの両親2人とも離婚と再婚を経験しているので家族の人数がとても多いです。
しかもとにかくみんな仲が良い。良いことですが。
近くに住んでいる家族とは頻繁にランチやディナーで集まります。
そして遠く離れているメンバーとも年に1度はみんなでタイミングを合わせて集まったり、旅行をしたりしています。
そして何日もみっちりじっくりと家族一緒に過ごします。
イースター休暇に家族大集合!
2ヶ月前に西オーストラリア(WA)州へ越してきた私とMax。
メルボルンの家族は私たちに会いに4月イースターのスクールホリデーに合わせてWA州へ遊びに来ることに。
やって来るメンバーは以下の通り。
Maxの元嫁Karenと現パートナーTom。
一緒に住む2人娘(MaxとKarenの子ども)。
プラス長女ちゃんの17歳の彼氏くん。
総勢5人でやって来ます。
メルボルンからKarenたちが来るので、WA州に住む他の家族ともみんなで集まることになりました!
旅行のスケジュール① Mandurah編
実際にどんな感じで家族で過ごしたかを見ていきましょう!
◆1日目
Karen一行5名、お昼前にパース空港に到着。
空港で予約していたレンタカーをピックアップ。
まずはフリーマントル(Fremantle)へ向かいます。
Maxのおばあちゃんが1人暮らしをしているので町のレストランで6人でランチをしました。
この場にMaxと私は同席していません。
元嫁と現パートナーが元夫のおばあちゃんに会いに行くなんて日本だとほとんどないシチュエーションですよね。
でもうちの場合、Karenたちがパースに来ると必ずこのおばあちゃんに会いに行きます。
特に2人の娘はひいおばあちゃんに2年ぶりに会えるのがとっても楽しみでした。
ランチ後フリーマントルマーケットで買い物を楽しんだ後におばあちゃんに別れを告げ、一行はマンジュラ(Mandurah)へ向かいます。
所変わってMaxと私も朝の8時頃にMandurahへ向かうべく家を出発。車で2時間半ほど。
ここにMaxの妹家族が住んでいて今回は2泊します。
妹夫婦は3人の子ども(7歳、5歳、4歳)の5人家族。
到着後に妹宅でみんなでランチをし、家でのんびり過ごします。
そして午後3時頃私たちは浜辺で開催されていた無料のコンサート会場へ向かいます。
この広場でKarenたちと合流。
妹家族と久々の再会に喜ぶKarenたち。
長女ちゃんの彼氏くんは知らない人だらけで緊張状態。
そしてコンサート終了後に全員で妹宅へ向かいます。
妹の家から徒歩数分の所に妹の母親(Maxのステップママ)が住んでいるので、ママも妹宅へ合流。
総勢13人集まったこの日は近くの中華料理でテイクアウトをしてディナーを済ませました。
ひとしきり家族みんなでワイワイ楽しんだ後、2人の娘と彼氏くんはステップママの家へ。
Karenたち5人はMaxのステップママの家に2泊します。
大人たちは夜中の1時頃まで妹宅で話しながらいろんなお酒を楽しんでいました。
私はほとんど飲めないので11時ごろに就寝。
◆2日目
マンジュラは快晴でビーチ日和!ということで朝食後に13人全員で海水浴。
Maxが十代のころ毎日泳いだりサーフィンをした海。
お昼前に帰宅。みんなシャワーを浴びて妹宅へ再び全員集合。
ランチ(昨日の中華の残り物)をみんなで食べます。
その後少しゆったり過ごし、妹夫婦とMaxと私の4人で料理を分担しディナーの準備をします。
この日も家族13人でディナー。
ディナーが終わりみんなで片づけた後も家族との時間は続きます。
ソファーでワイン片手に話すグループと飲みながらボードゲームをするグループ。
私はMaxや男性陣とボードゲームをしました。
この日もほぼ終日家族13人で夜遅くまで一緒に過ごしました。
旅行のスケジュール②私たちの村編
◆3日目
Karen一行と私たちは朝8時ごろにMandurahを出発、次の目的地の私たちの新居へ向かいます。
途中Bunbury(バンバリー)という町のファーマーズマーケットで駐車。
お昼と夜の食材を買うために立ち寄ります。
Maxと私の大好きなマーケット、Karenたちにも大好評でした。
【関連記事】>>>バンバリー・ファーマーズ・マーケット【みんな楽しめるお店!】
午後1時。近くの村に住むMaxの別の家族も我が家へやってきます。
この夫婦は子ども2人(8歳、5歳)の4人家族。
現在、近くの村で家を建築中のためうちに同居しているMaxの親戚おじさん夫婦も合わせて総勢13名でランチ。
その後ディナーの準備をしてからKarenたちと近所のビーチへ。
サイクロン接近中で気温も低かったので砂浜を散歩、家族でセルフィーをパシャリ。
ディナーもお昼と同じメンバー13人でディナー。
ディナー後も大人はお酒を飲みながら夜更けまで語り明かします。
◆4日目 (早送りしていきます!)
午前:Maxと私、娘2人と彼氏くんの5人でお出かけ。
子どもたちのリクエストで有名なチョコレート屋さん “The Margaret River Chocolate Company” へ。
そして近くのお店をいくつか回る。
午後:子どもたちは家で宿題。私は少し一人の時間。(←数日振りにやっと一人の時間!)
この日はお料理得意のKarenがディナーの準備。
夕方:同居中の親戚おばさんの近くに住む長男が子ども2人(7歳、4歳)を連れてうちに来る。
私はその7歳の娘と2人折り紙で遊ぶ。近くの村に住むMaxの弟もやって来る。
ディナー:家族17名で団らん。ディナー後大人たちは夜遅くまで飲み語り合う。
◆5日目
早朝:KarenとTomはパースへ出発。
Tomの職場の本社がパースにあるのと、Karenは自社の支店がパースにいくつかあるため視察。
子どもたち(娘2人と彼氏くん)は私たちの家にステイしたまま、これから数日間一緒に過ごします。
午前:Maxと子どもたちの5人でMaxの遠い親戚の家にお茶をしに行く。Yallingupという場所。
Maxは彼女と20年ぶりの再会。隣の村に住むMax妹も娘2人を連れて合流。
このメンバーで近くのパン屋さんとビーチを訪れる。
午後:少し買い物をして帰宅。各々自分の時間を過ごす。
夕方:5人でとってもおいしいフィッシュ&チップスを食べに行く。
◆6日目
朝:ビーチに向かいMax弟の娘ちゃん1歳のバースデーパーティー。
その後Maxと子どもたちの5人で週末のファーマーズマーケットへ。
そしてディナーの食材を買いにスーパーへ。
昼:みんなで手分けしてディナーの準備。
Maxはメインの肉料理、私はポテトサラダ。
長女ちゃんカップルはコールスロー、次女ちゃんはギリシャ風サラダ。
Maxおじさんはパスタベイク。Max妹の旦那さんがデザート担当。
午後:ビーチ日和なので5人でひと泳ぎしに近所の海へ。海でMaxおばさんにばったり遭遇。
夕方:MandurahからMax妹家族5人とステップママが我が家に到着。近くの村のMax弟もやって来る。
ディナー:ご近所の家族も招待し、大人14人、小さな子ども8人の合計22人で食事。
◆7日目
終日雨のためこの日は1日家で過ごしました。
朝:Maxがベーコンエッグを作る。家族15人で一緒に食べる。
午前:”CATAN”というボードゲームで遊ぶ。私は見学。
他の家族は小さい子どもたちと一緒に遊ぶ。
午後:Mandurahの妹家族は旦那側の家族と1週間ホリデーハウスで滞在するため出発。
この家族の犬を一週間うちで預かることに。
その後は各自宿題したり、のんびりしたり、昨夜の残り物を食べて過ごす。
◆8日目
午前:Maxと子どもたちの5人で妹家族が滞在しているホリデーハウスにお茶をしに行く。
2時間ほど妹家族の子どもたちと遊んだりして過ごす。
午後:Canal Rocksという花崗岩で有名な観光スポットに寄って帰宅。少し休憩。
夕方:近くの町まで行き、隣村に住むMaxの妹家族と弟と合流しレストランで10名でディナー。
◆9日目
子どもたちがメルボルンに帰る日。朝7時30頃に家を出発、パースまで送り届ける。
11時半頃KarenとTomの滞在するホテルで子どもたちを降ろし、近い再会を約束してバイバイ。
濃密すぎる家族時間。はじめは全く楽しめませんでした…。
以上が今回の家族旅行の内容です。
家族メンバーが多すぎて、誰が誰だかわからなくなった人もいらっしゃるかもしれません。
お伝えしたかったのは、常にMax側のいろんな家族たちと一緒だったということです。
家族との時間が濃密すぎると思いませんか?
家族旅行の期間中、Maxと2人きりになることはおろか、1人の時間もほとんどありませんでした。
今でこそこの旅行スタイルに慣れて楽しめるようになってきました。
しかしオーストラリアに来た初めの数年は正直全く馴染めませんでした。
家族はみんな良い人たちだけれど、私はただMaxと2人で過ごしたいんだー!
たまの息抜きの旅行でなぜこんなに家族と過ごしたがるの??
普段来れない土地に来たら買い物とか観光とかもっとしたいのにー!
と心の中はモヤモヤ状態。
日本にいた頃、田舎に住む親戚の家という存在がなかった私。
親兄弟や親戚と集まって過ごした経験もほとんどないので、余計にしんどかったです。
約6年も経つと次第にこんな家族との過ごし方に慣れてきました。
私の感覚が良い意味で鈍感になったのか…。
家族みんなが私を受け入れてくれたのもありがたいです。
気が付くとストレスを感じることなく、こんな家族との時間を自然と受け入れられるようになってきました。
Karenたちがまたやって来る!
今回の旅行の興奮冷めやらぬ間にKarenから私たちWA州に住む家族宛に一斉メールが。
「次の6月スクールホリデーにまたWAに行くわ!」と。
既に飛行機のチケットを予約したようです。
次回は妹ちゃんの親友も引き連れて6人でメルボルンから遊びに来てくれるそう。
きっと彼氏くんと妹の親友の分のチケットもKarenが買ったんだろうな…。
子ども思いで相変わらず太っ腹なお母さんです。
そんなわけで数ヶ月後にまた今回と同じようなホリデーを過ごすことになります。
次回は冬真っ只中。何をして過ごそうかな…。
既に内心ワクワクしている私。
これが我が家の旅行スタイル。どうせなら楽しんだもの勝ちです!