メルボルンから西オーストラリア州への引っ越しエピソードはまだまだ続きます。
前回までの内容はこちらをどうぞ。
今回は荷物の一部をMaxの両親宅にあるコンテナまで運び出したお話です。
引っ越し業者に頼らず自分たちで行う引っ越しのある一日を紹介します!
これからオーストラリアで自力で引っ越しする人や自力の引っ越しを考えている人に「こんな感じなんだ」と雰囲気をつかんでもらえるかと思います。
こんな道具があったら荷物運びがもう少し楽だったかも…
退去予定日、アパートにまだ住んでます
この記事を書いている本日は2020年12月29日。
当初の計画では今日がアパートの退去日でした。
ところが仕事の引継ぎプラス友だちや家族との集まりが続き、引っ越しの準備が全く間に合わず…。
結局1ヶ月の延長と家賃の値下げ交渉を不動産エージェントにお願いしたのが10日ほど前。
エージェントからオーナーになかなか連絡がつかずにいまだ返事がありません。
しかし出ていくよう催促されていないということは延長できるだろうということで、のんびり構えていました。
ここがオーストラリアのお気楽なところで時にイライラさせられますが、今回は良い方に動いてくれました。
家の中はいたるところ段ボール箱で溢れかえっています。服や毎日使う日用品以外はある程度箱に詰めました。
そろそろ足の踏み場がなくなりかけてきたので、今日はバンを一日レンタルして荷物の運び出しをしてきました。
レンタルしたバンで荷物の運び出し
朝8:30頃にMaxが家を出て、まずはレンタカーのピックアップ。
前もってこちらのレンタカー屋さんにバンを予約していました。
Budget Car &Truck Rental Footscray
9時過ぎに帰宅、バンをアパート横の道路に停めます。
ハンドトロリーを使い、エレベーターを何度も往復して段ボールを30個ほどバンまで運びました。
家に段ボールはまだまだたくさんありますが、ひとまずこのままMaxのオフィスに向かいます。
いろんな本や資料、荷物をオフィスに放置していたので、それら諸々をバンに詰めていきます。
バンが荷物でパンパンになったのはもう13時前。
ここから100km先のMax両親の家へ向かいます。
ドライブスルーでは高さ制限に注意!
片道1時間半のドライブの道中、国道のサービスエリアでマクドナルドのドライブスルーに行くのがMaxとの密かな楽しみです。
マクドナルドは以前に映画「スーパーサイズ・ミー」を観てからほとんど食べなくなっていました。
でもオーストラリアで暮らし始めて、遠出の運転中にマクドナルドを食べるのが楽しみなMaxの影響で、私もまた食べるようになりました。
数ヶ月に一度くらいなら大丈夫でしょう。と言い聞かせながら(笑)
ドライブスルーへ進もうとしたところ、バンが高さ制限に引っ掛かかりました。
今回は駐車してカウンターでオーダー。
ちなみにマクドナルド、日本ではマックやマクドなどと呼ばれますよね。
オーストラリアでは「マッカス」と呼ばれています。
実際にお店のサインが Macca’s のところもありますよ。
もしうっかりレンタルバンの高さ制限を見誤って車を傷つけてしまった場合、保険や補償の対象外です。くれぐれも気をつけてください。
道中の風景
車中で食べ終えると少し眠気が襲ってきます。
しばらくだだっ広い地平線の景色が続きます。
メルボルンの中心地から数十分車を走らせるとすぐに写真のような風景なので、いまだにオーストラリアは広い!と心動かされます。
まだまだ車は走ります。
国道を降りて、小さな住宅エリアを抜けると田園風景のパノラマ。
このエリアはじゃがいもや干し草、イチゴ、ワイン用のブドウ等が栽培されています。
ちらほら牛や羊も見えてかわいい。
でもなかなか写真を撮れないですね。
車中からだとブレるし、車から降りて柵に近づくと警戒されて逃げていく。
そうこうしているうちに14:30頃に両親宅へ着きました。
コンテナに荷物を移動する
Max両親とは数日前のクリスマスランチで会っていたので、挨拶もそこそこに作業に取り掛かります。
こちらが2台目のコンテナ。
先週クリスマス直前にこの場所に運ばれてきました。
1台目は同じ敷地内の別の場所にあります。
趣味の多いコレクターMaxのアレやコレがぎっしりと詰まっています。
4人でバケツリレーのようにバンからコンテナに荷物を移動していきます。
バンに荷物を積めるのは数時間かかったのに、荷物を運び出すのはは数十分で終わりました。
普段ならいつもここで1~2泊してゆっくり過ごすのですが、今日はバンを17時までに返却しないといけません。
休憩もほとんどとらず15時過ぎにお暇しました。
ちなみに本日はダイソーの女性用軍手で作業しました。
通常の白地に黄色ボツの軍手よりもサイズがフィットし荷物を運びやすく捗りました。
見た目も明るいピンクでハートぽい形もかわいい。おすすめです!
田舎道は野生の動物に注意
帰り道。外の美しい景色をボーッと眺めていました。
すると突然車の前をカンガルーの子どもが横切りました。
Maxが急ブレーキをかけたおかげでなんとか難を逃れましたが心臓がバクバク!
本来ならもう少し陽が沈むころにカンガルーは活動を始めるので全く予想しておらずビックリしました。
オーストラリアは少し田舎に行くと野生動物がたくさんいます。
夕方から夜間、そして明け方までの時間帯に運転される場合は特に動物に気をつけてください。
しばらくするとドキドキも収まり、少し体を動かした後なので、またもやウトウトします…。
Maxごめんなさい。少し昼寝しまーす。
ひと眠りして、Maxママの作ってくれたサンドイッチをいただきます。
お昼を一緒に食べようと用意してくれていたカレーエッグサンド。
時間がないのでテイクアウト用にしてくれていました。
たまごサラダのカレー味ですごくおいしかったです!
食べ終えるとシティーが見えてきました。
フッツクレー(Footscray)にあるレンタカー屋さんにバンを返却し、本日の作業は終了。
こんな感じでレンタルしたバンでの荷物の運び出しを合計10回以上行いました。
エージェントからの返事
家に着く頃、不動産エージェントから連絡が来ていました。
やっとオーナーと連絡がついたそうで、正式に1ヶ月延長OKの返事をもらえました。
家賃交渉はこちらが希望していた額の半分値下げしてもらえました。
Maxは少し残念そうでしたが、私としては全く期待していなかったので少しホッとした気分。
ダメ元で交渉してみるものですね。
そんなこんなで残り1ヶ月。
明日からは家の購入前から予定していた家族旅行でクイーンズランド州のケアンズ方面のパームコーブへ行ってきます!
大陸横断の引っ越し編、続きはこちらからどうぞ!
エピソード①:オーストラリアで引っ越し!メルボルンから西オーストラリア州へ
エピソード②:メルボルンで退去日の延長と家賃交渉!荷造りが終わらない!
エピソード③:オーストラリアで自力の引っ越し~引っ越し業者には頼らない! (当ページ)